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2023/01/30

Windows標準搭載のセキュリティ機能があれば安心?実は不十分な理由を解説

パソコンを利用する際に、セキュリティ対策は欠かせません。

世間には、「セキュリティ対策ソフト」が国内・海外製品共に数多く存在していますが、最近のWindowsには「Microsoft Defender(Windows Defender)」というセキュリティ対策機能が標準搭載となっています。

ここで、「Windowsのセキュリティはどこまで守ってくれるの?」「セキュリティ対策ソフトは別で必要なの?」と疑問に思う方がいらっしゃることでしょう。

この記事では、Windowsのセキュリティ機能で対策できる範囲と、セキュリティ対策ソフトが必要なケースをご紹介いたします。

Windows のセキュリティ機能(Microsoft Defender)とは?

WindowsPCを使うユーザの中には、未だにセキュリティ対策ソフトを導入せずに利用している人がまだまだ少なくありません。

そこで、最低限の安全性を確保できるようMicrosoft がWindows8から標準搭載されるようになったセキュリティ対策機能がMicrosoft Defender(Windows Defender)です。

また、安全に保つために更新プログラムは自動でインストールされるようになっています。

機能の詳細

Microsoft Defenderには、次のような機能が備わっています。

  • ウイルスと脅威の防止
    デバイスへの脅威を監視して、スキャンを実行します。また、最新の脅威を検出するための更新プログラムを自動入手します。
  • アカウントの保護
    サインイン時のセキュリティを強化します。
  • ファイアウォールとネットワークの保護
    ファイアウォールの設定を管理し、ネットワークとインターネット接続の状態を監視します。
  • アプリとブラウザの防御
    危険性のあるアプリ、ファイル、サイト、ダウンロードからデバイスを保護します。
  • デバイスのセキュリティ
    悪意のあるソフトウェアによる攻撃からデバイスを保護します。
  • デバイスのパフォーマンスと正常性
    デバイスのパフォーマンスの正常性に関するステータス情報を確認し、Windows の最新バージョンの状態に保ちます。
  • ファミリーオプション(保護者による保護機能)
    お子様のオンライン アクティビティのアクティビティ レポートを確認できます。また、不適切な Webサイト、アプリ、ゲームをブロックすることも可能です。その他にも、デバイスの使用時間の制限や、Microsoft Store での購入金額の管理などが設定可能です。

これらの性能は、第三者評価機関のAV-Comparativesでも高く評価されており、2022年の9月10月に実施されたReal-World Protection Test(インターネット経由で発生する脅威に対してシステムを防御できるかを4カ月に渡って試験)では、最高ランクの「ADVANCED+」を獲得しています。

つまり、基本のセキュリティ性能は信頼していいレベルと言えるでしょう。

Microsoft Defenderで対策は十分なのか?

基本機能として安定したセキュリティ性能をもつMicrosoft Defenderですが、それだけで十分安心できるかというとそうではありません。

Windowsのセキュリティでは保護できない可能性のあるケースとして、どういった脅威があるのかを整理しておきましょう。

未知のウイルスやマルウェアへの対策

悪意のある第三者は、WindowsのOSの脆弱性(プログラムの欠陥や設計ミスにより発生するセキュリティ上の欠陥)を狙って常に攻撃しています。

脆弱性が発見される度に、それらに対応できる最新のプログラムが配信されアップデートが行われますが、次々と新たな脆弱性が発見されるため、アップデートが間に合わないケースもあります。
この期間の隙をついて攻撃が行われることを「ゼロデイ攻撃」と呼んでおり、未知のウイルスやマルウェアに気付かず感染してしまう可能性があります。

市販のセキュリティ対策ソフトには、ふるまい検知(ヒューリスティック検知)やAIを用いて、通常と異なる挙動をする未知の脅威に対して素早く検知しブロックできる機能が備わっている製品が多く、より広範囲に検知することが可能です。

迷惑メール対策やネット決済の保護など

近年では、メールやSMSなどを使ったスパムメッセージが日々増加しています。
メッセージ本文に記載のURLをクリックすることで不正なプログラムをダウンロードしてしまいウイルスに感染してしまったり、偽サイトと気づかずに個人情報を入力してしまい、金銭被害に発展してしまう等、被害は後を絶ちません。

また、コロナ禍でネットバンキングやネットショッピングの需要が更に増えたことで、不正送金や決済情報の搾取などの被害も発生しています。

セキュリティ対策ソフトは、これらのインターネット上で起こりえる様々な脅威に対応した機能を保有しているメーカーが多く、中にはネット詐欺専用の対策ソフトも存在しています。

セキュリティ対策ソフトでより安心

WindowsのMicrosoft Defenderの機能を決して否定するわけではなく、常にセキュリティ意識を高く持ち、能動的に日々最新情報をチェックして様々な対策を自ら行える利用者であれば、Microsoft Defenderで十分と言えるかもしれません。

しかしながら、インターネットの世界では、日々悪意のある第三者が巧妙化した手口で利用者を狙っています。
そのため、より安心して便利に使うためには、意図しない範囲で起こる脅威を自ずとカバーしてくれるセキュリティ対策ソフトがやはり有効です。

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